2008年11月09日

「七夜待」河瀬直美監督(シネマライズにて)

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 河瀬直美監督の前作、「殯の森」はNHKBSで放映されたのを観たので、この監督の作品を映画館で観たのは初めて。ストーリー性というのは、あるようでないのですよね。日本人女性(長谷川京子)が、いい加減な?タクシー運転手に、タイ古式マッサージ教室?に連れていかれ、そこにはタイ人とフランス人がいて、それぞれに、言葉も通じず、意思疎通ができるようなできないような、もどかしいような、やがてタイ仏教の出家の儀式があってと、出来事はあるのだけれど、それぞれの出来事が重要ではなく、もっぱらカメラワークで目立つのは、有り余るタイの自然と、森と風と、動物と。こういう世界もそれはそれでいいか。
 予想したほど、タイ古式マッサージのディテールとか、感応的シーンとかが、あるわけではなく、長谷川京子は素直にきれいではあったけれど、ただひたすら理由もなく時が過ぎていく。その瞬間を映画という枠の中に切り取るという作業、案外こういう映画を作るのって、かえって難しいのだろうなあ。風の音や雨の匂いを感じる映画。商業ベースには乗らないだろうけど。
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posted by 悠紀 朋 at 15:45| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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