軽い気持ちで観た作品でした。TOKIOの国分太一君の主演だし、落語がテーマになっていて楽しそうだし、ということで。
実際は、思いのほか心をしんみりさせてくれる味わいのある映画だった。しゃべるということを通じて、人と接点を持つということは、案外難しい。まして心を通じさせるということは、もっと難しい。その微妙なコミュニケーションの機微を描いていた。
国分演じる主人公は噺家として、ひとつの壁にぶつかっていたところで、ひょんなことから、話し方教室として人に落語を教えるという触れ合いの中で、一皮剥けた成長をする。教え子の子供も、クリーニング店の若い美人女性も、元プロ野球選手もそれぞれに刺激しあいながら進化していくという、観るものも元気つけてくれるお話でした。
東京の下町や、江戸情緒の「和」の雰囲気の良さが、伝わってきます。最近我が家も、酉の市や朝顔市に行くようになったり、そちら方面に食事に出かけたりするようになりましたが、まだまだ、奥が深いですね。もっと探索したいと思いました。
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